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山手町西洋館のクリスマス

昨日の続きで、イタリア山から、エリスマン邸に移動。
ここはオーストリアのクリスマス。

ハプスブルグ家をイメージした豪華なもの。

キャンドルが落ち着いた雰囲気を盛り上げている。

オーストリアの皇后、エリザベートが好んだスミレの花の砂糖漬けと、茶器のセット。

古都ザルツブルグをイメージした展示も。

クリスマスの日に、民族衣装を着た女性が教会まで行進する時に付ける髪飾り。
真珠や宝石をあしらった豪華なもの。
このあと港の見える丘方面へ向かう。

山手資料館の窓辺に飾られた、小さな人形たち。
次に訪れたイギリス館では、テーマは当然イギリス。

テーブルやソファーの上に、大小様々な、テディベアの縫いぐるみが並ぶ。

応接間に隣接した小部屋に展示された、不思議の国のアリスの部屋。
床には、大型のトランプカードが何枚も散乱している。

応接間のテーブルには、ウェッジウッドのティーセットが置かれていた。

レースの衣装をまとった、陶器製の人形。

応接間には、ディナーの用意がなされている。

階段付近の壁に展示されていた、額装された絵画。
絵の具ではなく、薄く削られた木材を貼り合わせて作られている寄木絵。
最後に隣接する山手111番館へ向かった。
ここのテーマはオーストラリア。


窓辺に吊された、ワライカワセミ・コアラ・カンガルー。

現地の野生植物を使った飾り付けが目を引く。
特に、人工的な着色はしていないらしい。

応接間の、暖炉の横に置かれたクリスマスツリー。
羊の人形が、いくつも吊り下げられてある。
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クリスマスの西洋館巡り・イタリア山

12月25日に、イタリア山の「ブラフ18番館」から始めて、いくつか西洋館のテーマ展示を見てきたので紹介します。
石川町駅から歩き出し、坂道を登ってゆくと、始めに「ブラフ18番館」に到着する。
ここのクリスマスのテーマは「フランス」。

テーブルの上に置かれた、ライ麦のパンとチーズが目を引いた。

数人が座れるテーブルには、ワインも用意されている。

通路の奥にはクリスマスツリーと、プレゼントが置かれている。


別の部屋にはコーヒーセットやワインのボトル、ちょっとしたお菓子など。
注意書きがあちこちにあって、少し目立ちすぎるのが難点。
その後、隣接している「外交官の家」へ移動。
こちらのテーマは「ウクライナ」のクリスマス。
ウクライナの港町「オデッサ」と、横浜は姉妹都市なのだとか。

応接間にはイコンが飾られていた。
刺繍を施された布も、東洋的な華やかさがある。

伝統的な手法で描かれた絵画、シルクロードを思わせる、エキゾチックな趣が感じられる。

華やかな意匠で飾られた陶器類と、タルトなどの伝統的なお菓子。

ティーカップも彩り豊かな華やかさが。

東方の賢者の来訪を表した祭壇。
このあと、外交官の家のカフェで、軽い昼食をとって、港の見える丘方面へ散策を続けた。

カフェで食べたビーフシチューとサラダのセット。
続きは明日紹介します。

横浜港のクリスマス・イブ

12月24日に、殆ど恒例になっている、クリスマス・イブの撮影に行ってきました。
今回は、夜に東京へ行く用事があったので、4時過ぎから6時頃まで、2時間ほど撮影をしました。

これも恒例の、赤煉瓦倉庫前の広場で行われている、クリスマス・バザール。
当然ですが、大勢の人で賑わっていた。

スナック類・ファーストフードなどの出店が多い。

赤煉瓦広場の入口付近にあった、動物たちの家。

LEDでライトアップされた木に、小さな家も吊り下げられている。
広場に入ってきた人の多くが、始めにこの被写体を撮影していた。

戻る前に、倉庫の裏側に回って、大桟橋に停泊している客船のライトアップを撮影した。

5時半ぐらいに、赤煉瓦倉庫からナビオス横浜まで戻り、キャンドル・ライトを撮影。

まだ完全に点灯しきっていなく、スタッフの人達が点灯作業を続けていた。

運河パークには、マイクロバスを改造した出店もチラホラ。
お客さんもそこそこ見られた。

ワールドポーターズの通路から、アニヴェルセル方向を見たところ。
あまり明るすぎない街灯が、昔懐かしい雰囲気を醸し出している。
この後ろは、横浜港の代表的と言える、高層建築の夜景がそびえている。

帰りがけに、汽車道から桜木町方向を撮影。
ライトが菫色になったところを写してみた。

富士山麓の蛾類3種

順番が前後しますが、12月8日に富士山麓で撮影した、蛾類3種を紹介します。
まだフユシャク類が残っていないかと思っていましたが、殆ど終わっている感じでした。
やはり、山のフユシャクは11月迄なんだと感じました。


撮影していた時は、キリガの類かと思っていたが、帰ってから調べてみるとクシヒゲシャチホコ。
晩秋から初冬に出る種類のようだ。
かなり新鮮な個体で、いかにも冬物らしい品の良さが感じられる。

シャチホコガ科
クシヒゲシャチホコ Ptilophora  nohirae  (Matsumura,1920)
国内分布:北海道・本州・四国・九州
国外分布:アムール
成虫出現期:10月-11月
食樹:ウリカエデ・イタヤカエデ・ハウチワカエデ・クマシデ

プライヤハマキ、朝霧公園付近で、道脇の案内板に止まっていたもの。
かなり小型の個体で、初めて見る種類かと思ったが、以前に秋ヶ瀬公園で撮影している。
かなり斑紋変異の多い種類らしいが、止まった時の形は特徴的で、すぐに見分けがついた。
成虫で越冬するらしい。

ハマキガ科
プライヤハマキ Acleris  affinatana  (Snellen,1883)
国内分布:北海道・本州・四国・九州・対馬
国外分布:アムール
成虫出現期:4月-12月(成虫越冬)
食樹:クヌギ・ナラ・カシワ・コナラ・ミズナラ

ナミスジフユナミシャク、フユシャクはこれ1頭だけ。
以前は、オオナミスジフユナミシャクとコナミスジフユナミシャクに分けられていたようだが、中間的なタイプも出るようで、現在は同種の個体変異として扱われている。
これも最初は初見と思っていたが、横浜ですでに撮影済の種類だった。
見つけた蛾類はこの3種のみで、初見はクシヒゲシャチホコの一種のみ。

シャクガ科
ナミスジフユナミシャク Operophtera  brunnea  Nakajima,1991
国内分布:北海道・本州・九州
成虫出現期:12月-1月
食樹:不明

ムラサキ2題

12月20日に四季の森公園を散策したが、その時、ピクニック広場付近で、個人的には当地初見となるムラサキツバメを目撃撮影した。
同時にムラサキシジミも撮影出来たので、画像を紹介します。


最初に見つかったのは♀、比較的小型の個体だったので、ムラサキシジミと思って近づいたが、裏面の模様が違うように見えたので、更に近づいて撮影した。
四季の森公園は、かなり通っているが、本種を見たのはこれが始めて。
枯葉の中に止まると、しばしば姿を見失ってしまう。


しばらく撮影している内に、翅を開いてくれたので表側も撮影。
かなり飛び古したような感じで、翅の破損が著しい。


しばらく撮影していると、もう1頭飛び出してきた。
こちらはやや大型の個体で、一目でムラサキツバメと分かるようなサイズ。


これもしばらくすると翅を開いたが、ラッキーなことに、比較的破損の少ない♂個体だった。
♂を撮影したのは初めてで、やっと♂・♀そろえることが出来た。
ただ♀に較べて、ムラサキの光沢が弱く、かなり良い角度から撮影しないと色が出て来ない。
これも撮影している時は、光沢のある暗褐色に見えた。
写真で見ると、かろうじてムラサキが見える。
これで、満足して場所を変えようと思ったところ、もう一種のムラサキが飛び出してきた。


こちらはムラサキシジミ、気温と風の状態がよいのか、今日は良く翅を開いてくれる。
これも擦れてはいるが、それほど破損はしていない。
ムラサキツバメが2頭も見つかったので、付近に越冬集団がいないかと思って探してみたが見つからなかった。
三ツ池公園でも、それらしい、幼虫の食痕は見つかるので、当然分布していると思われる。
後は、越冬コロニーを、一度見てみたいとは思っているが。

シジミチョウ科
ムラサキシジミ Narathura  japonica  (Murray,1875)
国内分布:本州・四国・九州・対馬・壱岐・五島列島・甑島・種子島・屋久島・トカラ中之島・奄美大島・沖縄本島・宮古島・石垣島・西表島
国外分布:朝鮮半島
食樹:アラカシ・イチイガシ・スダジイ・時にクヌギ・コナラ
地上の落葉下などで蛹化する。成虫で越冬。

ムラサキツバメ Narathura  bazalus  (Hewitson,1862)
国内分布:本州・四国・九州
食樹:マテバシイ・シリブカガシ
両種とも多くのシジミチョウ科の幼虫と同様に、蜜を含んだ分泌物を出して、アリに提供し、その見返りとして捕食者などから保護されるという、ある種の共生関係をとる。
成虫は、越冬時に集団を作る習性がある。
ムラサキシジミの幼虫に誘引されたアミメアリの、脳内のドーパミンの濃度が下がって攻撃的になり、巣に戻らずに幼虫を保護するようになる、との記述があるので、何か科学的なコミュニケーションが行われているのかも知れない。

クダマキモドキ3種について

最近、西日本でしか見たことの無かった、ヒメクダマキモドキを戸塚区の舞岡公園で撮影する機会があり、県内の分布などを多少調べてみた。
それに関連して、撮影したクダマキモドキ類3種の画像を紹介します。


長崎市内で撮影したヒメクダマキモドキの♀。
傾斜地のアカメガシワのひこばえの葉上にいた。

こちらは大阪府堺市の沿岸部の公園で撮影した、ヒメクダマキモドキの♀。
背中の黄色い線がはっきりした個体。
今まで、西日本では時折見かけていたが、関東では全く見たことがなかったので、殆ど分布していないのではないかと思っていた。


11月29日に舞岡公園を散策したおりに撮影した、2頭の♀。
さすがにこの時期になってしまうと、♂はほとんど残っていないのかも知れない。
上の個体が谷戸部の遊歩道脇。
下の個体が管理棟近くで見つけたもの。
神奈川県の分布が気になったので、「神奈川昆虫誌」で調べたところ、「大磯町大磯(岸,2000)・中井町井ノ口七国峠(浜口,1999c;平塚市博物館,1999)」の2件が見つかった。
他に神奈川虫報で短報が2つ出ており、記録としてはそんなもののようだったが、ブログなど検索してみると、東京都などでは、場所によってかなり多いような記事がいくつか見つかった。
最近、何種かの昆虫類が、関東などで増加傾向が見られ、注目されているようだが、本種もその一つと思われた。

ツユムシ科
ヒメクダマキモドキ Phaulula  macilenta  Ichikawa,2004
国内分布:本州・四国・九州・伊豆諸島・小笠原父島・対馬・屋久島・種子島・南西諸島
国外分布:台湾

こちらは前種に較べ、かなり大型のサトクダマキモドキ。
平野部に、広く分布するようで、都内の公園などでも見ることが出来る。
これは埼玉県の秋ヶ瀬公園で撮影したもの。

これは秋ヶ瀬公園で今年撮影した、サトクダマキモドキの産卵痕。
小指よりも細い位の、ひこばえ状の幹の部分に良く見られる。


これは、11月21日に緑区四季の森公園で撮影したもの。
残念ながら片側の後肢が欠けてしまっている。
産卵管の形状は、かなりの迫力がある。

サトクダマキモドキ Holochlora  japonica  Brunner von Wattenwyl,1878
国内分布:本州・四国・九州

2013年8月4日に、緑区四季の森公園で撮影したヤマクダマキモドキ。
撮影した当初はサトクダマキモドキだと思っていたが、見直してみると前肢の付け根付近が赤いので、ヤマクダマキモドキと気付いた。
神奈川昆虫誌を見ると、少ないながらも横浜市内の記録も見られたので、広く薄く分布するタイプなのかも知れない。
もっとも、この仲間は樹上性なので、目に付きにくいだけなのかも知れない。
人が近づいたりすると、飛んで逃げることが多い。
四季の森公園では2種生息しているので、産卵痕も見つかるが、今のところ区別出来ないでいる。

ヤマクダマキモドキ Holochlora  longifissa  Matsumura et Shiraki,1908
国内分布:本州・四国・九州

ツマジロエダシャク

ツマジロエダシャクは、10月前後に発生する、変わった形をしたシャクガ科の一種。
色彩変異もあって、比較的好きな種類だが、蛾屋さんにとっては取るに足らない普通種のようだ。
11月の末に、埼玉県の秋ヶ瀬公園で、クスの小枝に擬態している、薄汚れた色彩のシャクガの幼虫を撮影した。
見たことのない幼虫と思えたので、調べてみたが良く判らない。
「蛾類掲示板」に投稿してみたところ、コメントがあり「ツマジロエダシャク」の幼虫とのこと。
以前に撮影した記憶があったので、探してみたところ、緑区の四季の森公園で撮影していたものが見つかった。




これが今回撮影した、秋ヶ瀬公園のクスノキに付いていた幼虫。
緑色をした細枝にそっくりだ。

これが以前に、四季の森公園で撮影したもの。
一見して、とても同じ種類には見えないが。
いくつかブログも見つかり、蛾の飼育をしている人でも、だまされているように思えた。
頭部の模様まで異なっている。
飼育をしてみて、親を見ない限り、同じ種類と分かる人は少ないかも知れないと思った。
今年は成虫も2度ほど撮影しているので、画像を掲載しておきます。

9月21日に、立川市の昭和記念公園で撮影したもの。
直線的に裁断されたような、独特の翅の形をしていて、他のエダシャク類とは一見して区別出来る。

10月15日に長崎市で撮影したもの。
名前の由来でもある、前翅端の白紋が不鮮明で、全体的に灰色味を帯びた褐色の個体。
あまり何度も見つけてはいないが、地面に止まっていたり、丈の低い下草に止まっていることが多い。

シャクガ科
ツマジロエダシャク Krananda  latimarginaria  Leech,1891
国内分布:本州・四国・九州・対馬・屋久島・トカラ列島・奄美大島・沖永良部島・沖縄本島
国外分布:中国・朝鮮半島・台湾
食草:クスノキ・オガタマ
成虫出現期:10月

ベニヒラタムシとエゾベニヒラタムシ

日本産のヒラタムシ科の中で、大型で赤い色をした種類が2種類ある。
ベニヒラタムシとエゾベニヒラタムシ。
ベニヒラタムシは関東平地でも見かけるが、エゾベニヒラタムシはやや山地性で、いるところといないところが見られる。
両種とも、最近まで撮影の機会がなかったが、今年の秋以降、秋田県でベニヒラタムシ。
富士山麓でエゾベニヒラタムシを撮影出来たので、画像を掲載しておきます。


2枚ともベニヒラタムシ、同一個体で、北秋田市で撮影したもの。
ベニヒラタムシの特徴として、保育社の甲虫図鑑の3巻を見ると、
触角の第3節は第2節の2倍よりも長い。
前胸背板側縁は弧状で、中央付近で最大幅。
上翅は光沢があり、強く密に点刻される、とある。

エゾベニヒラタムシはというと、

こちらはエゾベニヒラタムシで富士山麓で採集したもの。
現地では撮影出来なかったので、後日別の場所で撮影。
同図鑑の記述では、
触角第3節は第2節の2倍よりも短い。
前胸背板側縁はは後方に狭まり、前縁付近で最大幅。
上翅はロウ状物に覆われて光沢がなく、点刻は目立たない。

どちらの種類も、触角の第3節は結構長く、倍率の高いルーペがないと、2節と3節の長さは分かりづらい。
ベニヒラタムシでも、上翅の光沢が鈍いものがあるので、それとの違いは、上翅の点刻が強いか、殆ど目立たなくなっているかで見分けるのが良さそうだ。
エゾベニヒラタムシは、写真ではかなり赤っぽく写っているが、野外で見ると、ややオレンジ色を帯びて見えることが多い。
同じ場所で、両種が同時に見られることは少なく、どちらかに偏ることが多いように思う。
一般的には、ベニヒラタムシのほうが良く見つかる。

ヒラタムシ科
ベニヒラタムシ Cucujus  coccinatus  Lewis,1881
国内分布:北海道・本州・四国・九州

エゾベニヒラタムシ Cucujus  opacus  Lewis,1888
国内分布:北海道・本州・四国・九州

アオスジアゲハ

アオスジアゲハは幼虫がクスノキを食する、南方系のアゲハ類の一種で、タイマイと呼ばれるグループに含まれる。
比較的都市化に適応した種類で、街路樹のクスノキを食樹としていることが多い。
今まで成虫の写真のみで、幼虫や蛹を撮影する機会がなかったが、今年、幼虫と蛹を何度か撮影出来たので、まとめて紹介します。


前蛹近い終令の幼虫で、三ツ池公園の建物の壁面にいたものを見つけた。
その後、蛹化していないかと再度同所を訪れたが、蛹を見つけることは出来なかった。
状況から、この建物から移動することは考えにくいので、何者かに捕食されたのだろうと思っている。


さいたま市の秋ヶ瀬公園で撮影したもの、終齢前の幼虫と思われ、三ツ池公園で撮影したものよりもかなり小型。
林内のクスノキのひこばえに2頭見られた。


始めて見つけた蛹で、大阪府の堺市で撮影したもの。
民家の壁面に着いていたが、付近に植栽されたクスノキがあり、ひこばえなどに食痕も認められた。


横浜市鶴見区で撮影、1つ見つかると、次も見つかるもののようで、近所のマンションの壁面で蛹化していたもの。
数m離れた場所に、植栽されたクスノキがあり、他にクスノキは見当たらないので、そこから移動してきたものと思っている。
しばらく気にしてみていたが、今日、見てみたところ消失していたので、ビルの清掃などの折に除去されたのではないかと思っている。
鳥に捕食された可能性もなくはないが、外壁からやや内側に入った部分にあったので、その可能性は低いのではないかと思う。


訪花する個体、秋ヶ瀬公園で撮影したもので、様々な花を訪れるが、ヤブカラシの花を特に好むように思う。


静岡県湖西市で撮影した交尾個体。
交尾個体を見たのはこれ一回だけ。

フユシャクの季節

今日も四季の森公園へ行ってみましたが、フユシャク類の一番手、クロスジフユエダシャクが多く見られるようになってきました。
先月、29日に舞岡に行った折にも、♀1頭ですが撮影しているので、写真を何枚か紹介します。

11月21日に、緑区四季の森公園で撮影したもので、今年最初のフユシャクとの出会い。
この日はまだ数も少なく、3-4頭ほど見られ、この個体だけ撮影できた。



舞岡公園で、バラの丸広場のベンチに止まっていた♀。
何故か、この♀しか見つからなかったが、当然♂も出ているものと思う。
11月26日にオリンパス E-M1用のファームウェアの ver.4 がリリースされたので、早速バージョンアップしてみて、下の2枚は、新機能の深度合成機能を使ってみたもの。
斜めや縦方向の撮影には、使い方によっては効果的かも知れない。

2013年11月26日に、四季の森公園で撮影した交尾個体。
交尾個体を見たのはこの時だけなので、あらためて載せておきます。
まだ、晩秋に発生するシャクガ類も残っていますが、12月も半ばを過ぎれば、ウスバフユシャクなども姿を現し、本格的なフユシャク類の季節になります。

シャクガ科
クロスジフユエダシャク Pachyerannis  obliquaria  (Motschulsky,1861)
国内分布:北海道・本州・四国・九州
国外分布:シベリア・朝鮮半島
食草(食樹):クリ・コナラ・ミズナラ・クヌギ・アベマキ・カシワ・タカオカエデ
成虫出現期:12月(山地では10月から)