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ルフール・バトゥカル寺院

ルフール・バトゥカル寺院は、バリ島中部の町タバナンの北方にそびえる、バリ島第2の高峰バトゥカル山(2,276m)の南麓にある。
6大寺院の一つに数えられる古刹です。
いかにも古色を感じさせる大きな割れ門が、風格を感じさせ、晴れていれば割れ門の後方にそびえるバトゥカル山の姿も、堂々として重厚さを感じさせる姿を見せてくれます。
曇っているときは、やや不気味な重厚さが感じられ、神秘的な雰囲気に満たされています。
山の麓にあるため、朝方は晴れていても、昼頃になると曇り始めるのが普通です。
敷地内を流れる川は、バリ島では珍しく濁りのない清流で、それ以外にも境内の各所から水がしみ出していて、高い湿度のため割れ門なども苔むしているものが多いです。

ルフールという言葉は、古いという意味の言葉だそうで、名前の通り素朴さの中に古格を感じさせる重みがあります。
バリ島の多くの割れ門の中でも好きなものの一つです。
また、この寺院は祭礼の時に、多数のトランス(憑依)した人が出ることでもよく知られています。

割れ門を入ると細長い建物があり、バリアガ(ヒンドゥー以前の慣習の残っている村)で知られる、バリ島東部のトゥガナン村にあるバレに非常によく似ています。
起源の古い寺院に見られる建物のようです。


バレ・クルクル、中に木の中央を縦に刳り抜いてスリットを入れた、クルクルと呼ばれるものが吊り下げられており、村人を集合させるときにこれを叩いて知らせます。
叩き方を変えることによって、通常の集会か、緊急の集会かなど様々な情報を伝えられるようです。
日本のお寺などにある鐘楼に当たるものだと思います。


境内に見られるメルー。
屋根の横幅が広く、厚みもあり素朴な感じだが、安定感のある重みが感じられます。
この地域の寺院の特徴のように思われます。






多くの大寺院に見られるように、ここも単一の寺院ではなく、敷地内がいくつもの区画に仕切られていて、それぞれ割れ門の中に祠や建物などが配置されています。




割れ門の左右に置かれた石像も丸みのある彫りで、素朴なユーモアを感じさせる。






寺院の奥にある清流。
バトゥカル山から流れ出ているもので、バリ島の中でも珍しく濁りのない澄んだ水が流れている。
周囲の斜面には高い湿度のために、大型のシダ類が生育し、木の幹や枝にもコケ類や着生のシダ類、オオタニワタリなどの大型のシダ類などが生えています。
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