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マネシヒカゲ属2種

タテハチョウ科 マネシヒカゲ族 Elymnias  Hübner,1818
マネシヒカゲの名前は、体に有毒な物質を持っているとされる、マダラチョウの仲間に似ている(擬態している?)ためにつけられた名前だ。
ただしこの仲間は翅を閉じて止まるので、翅の表側の模様がどういう風に効果的なのかは疑問だが。
個人的にはただ単に似ているだけだと思っている。
バリ島では以下の2種類しか見つけていない。

メスアカルリモンジャノメ Elymnias  hypermnestra  (Linnaeus,1763) 
分布:インド・インドシナからスンダランド、北は中国広東省・香港・台湾

ウブドでは普通に見られる種類で、ホテルの庭先などにも飛んでくる。
ヤシの仲間に付くようで、植栽してある小型のヤシなどに良く止まっているのを見かける。
♂は翅の前半部がルリ色に輝き、♀は濃いオレンジ色をしているので、初めて見ると別の種類のように見える。
止まるときは、翅を閉じてしまうので、翅の裏側の写真しかないが、表側の写真が撮れたら追加したいと思う。


カントル・ポス(郵便局)近くの本屋の店先に飛んできたもの。

スジマネシヒカゲ Elymnias  nesaea  (Linnaeus,1764) 
分布:北インドからスンダランド
ウブドではこちらの方が少ないが、カジェン通りの散歩道では割と良く見かけ、ココヤシの植えてある水田脇の道ばたを良く飛んでいる。
翅の裏側全体がさざ波模様で、前種よりも白っぽく見える。
これも翅の裏側の写真しかない。




この2枚は共にカジェン通りの奥で撮影したもの。


ジャワ島中部のボロブドゥール村で撮影したもの。
バリ島のものと比べると、裏面がより白っぽい。
分布域のスンダランドとは、マレー半島・スマトラ・ジャワ(やや早い時期に分離したらしい)・ボルネオを合わせた地域のことで、かってこの地域が一続きの大陸だった頃の仮称だが、生物の分布などの場合は、上記の地域の総称として使われることが多い。
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