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ハラビロカマキリ

ハラビロカマキリは体型がやや寸詰まりで、腹部が幅広く見えるところからこの名前がある。
公園などの樹林の残った環境に多いが、住宅地などでも時折見かけることが出来る種類で、よく建物の壁面に卵鞘が着いているのを見かける。
遅い時期によく見かける種類で、12月に目撃したこともある。
小さな幼虫でも、腹部を上に上げる独特の習性があるので、比較的簡単に見分けることが出来る。
オオカマキリなどよりはやや小型だが、前足が頑強で力も強いので、挟まれるとかなり痛い。
下の写真は2005年5月に鳥取県多伎町に行ったときに撮影したもので、運良く幼虫がふ化する場面に出会うことが出来た。
道脇の電柱に産まれていた卵鞘から脱出する幼虫たち。
腹端を上に向けているのがわかる。








成虫2枚は、ずいぶん前だが1995年11月に八丈島で撮影したもの。
つついていじめたりすると、下の写真のように、カマを折りたたみ両側に開いて、体を幅広く見せるような独特なポーズを取る。

カマキリ目 カマキリ
ハラビロカマキリ Hierodula  patellifera  Serville,1839
分布:国内では本州以南・南西諸島まで広く分布、国外では台湾・東南アジアまで広く分布。
参考文献:
石井保他(1983):学研生物図鑑 「昆虫-III」学習研究社
宮武頼夫・加納康嗣(1992):「セミ・バッタ」保育社
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