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バリ島のカメムシ類:オオカメムシ科

バリ島で今年の3月から4月にかけて撮影した、オオカメムシ科の2種を紹介します。

ミドリオオカメムシ(仮称)
大型の、弱い緑色の金属光沢を持つ種類で、ウブド周辺で撮影したもの。




本種の若齢幼虫と思われるが、確定できてはいない。
各地に見られるジャワオオカメムシ(仮称)よりも、鮮やかな赤色をしており、白いロウ状物質も明瞭に認められる。


ミドリオオカメムシ(仮称)の成虫。
プンゴセカン村で撮影。
新鮮な個体は、薄いロウ状物質に覆われていて、あまり光沢が認められない。
葉裏にいることが多く、逆光状態では意外と目立たない。
非常に敏感で、素早く飛び去ってしまうことが多い。


ジャワオオカメムシ(仮称)の若齢幼虫。
ミドリオオカメムシよりも赤味が弱く、ロウ状物質の白色もあまり目立たない。
クタなどの海岸地域から、トヤブンカ村などの、比較的標高の高い地域まで広く分布する。
トヤブンカ村では成虫・幼虫共に、ユーカリ属の幼木に集まり食害する。


終齢近いと思われる幼虫。
肩の部分が大きく後方に張り出している。


同時期に若齢から終齢までの幼虫、成虫が見られる。
特に決まった発生期はないように思われる。


成虫の腹面は、白色のロウ状物質で覆われるが、古い個体ではこれがほとんど剥落したものも多い。


前方から写した所。


交尾中の個体。
すべてユーカリの幼木上。


食害されて枯れたユーカリ。




標本写真、腹面のロウ状物質は、酢酸エチルで溶けてしまう。




ロビナ海岸で撮影した、ジャワオオカメムシまたはごく近縁の種類。
トヤブンカ村などで見られる個体よりも、著しく小型で、背面が均等にロウ状物質で覆われる。
生時にはやや白っぽく見える。
成虫は1頭だけだったので、ジャワオオカメムシの小型個体かも知れない。


幼虫も、見た感じがやや異なる。


やや大きな幼虫。
微妙な感じだが、青灰色の縁取りがやや幅広い。




標本写真、♂と♀なので比較しにくいが、どことなく感じが異なるような気がする。
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