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バリ島産のゴキブリ類:野外種

バリ島産のゴキブリ類の2回目です。
今回は野外種を紹介します。
チャバネゴキブリ科に属する種類がほとんどと思われ、小型種が多く見られるが、出会う機会は余り多くない。
中には美麗種もいて、昼行性の種類も多いが、大型の種類は深い森林に生息し、深い落葉の中、倒れた大木の下などに生息し、夜行性の種類が多いので、出会う機会はほとんど無い。
ここに紹介するのは、クタ海岸やウブド周辺で、偶然に見つけたものばかりで種類数も少ない。
バリ島で撮影したゴキブリ類はこれですべてです。


クタ海岸で見つけた、翅のないゴキブリ。
2cm.ほどの小型種で、最初幼虫かと思っていたが、成虫かも知れないと思うようになった。
海岸に転がっていた、枯れた細いヤシの下から見つかった。
夜行性の種類と思われる。


バトゥールのソンガン村で見かけた、チャバネゴキブリの仲間。
ハムシ科の甲虫のように、生葉を食する。
このタイプのものが、一番よく目に付くが、何種類か混じっていると思われる。
ほとんどが草や木の葉上にいて、近づくと素早く飛び去ってしまう。


ウブドで撮影した、ウスヒラタゴキブリの仲間と思われるもの。
1-1.5cm.ほどの小さなもので、イネ科の葉上によく見られ、葉の付け根に潜んでいることもある。
これも何種類か混じっていそう。




チャンプアンの尾根道で撮影。
これはやや大型で2cm.を超える。
やはり、ウスヒラタゴキブリの仲間と思われる。
尾根のイネ科の明るい草地で見つけた。


タンブリンガン湖で撮影した幼虫。
立枯れに止まっていたもの。
グループは不明。


ARMA美術館の構内で見つけた種類。
大きさは4-5cm.、これ一度だけしか出会う機会がなかった。
わりとゴキブリらしい雰囲気の種類で、止まっている植物は、植栽されたシャガに似た黄色い花をつける植物。




チャンプアンの尾根道で撮影、地上性の種類と思われる。
日本産のヤマトゴキブリの♀に、ちょっと雰囲気が似ている。
コバネだが成虫だと思う。
この個体は、イネ科の草地の根際付近を、かなり長い間うろうろしていた。






チャンプアンの尾根道で撮影した、バリ島で見た、最も美麗な種類。
クロアシクビワゴキブリ、尾根道の中でも、小さな林のようなところがあって、林縁のクズの葉を大きくしたような植物の葉上で見つけた。
下はその幼虫で、ほとんど同じ場所で、別の日に見つけたもの。
表にいる時は不安そうに歩き廻るが、葉が巻き込んだようなところにもぐり込むと、安心するのか、かなり長い間じっとしていた。

チャバネゴキブリ科 クロアシクビワゴキブリ Hemithyrsocera  histrio  (Burmeister,1838)
分布:シンガポール・マレーシア・ランカウイ島・ペナン島・スマトラ・ジャワ・ボルネオ・スラウェシ
バリ島の記録は見つからなかったが、スマトラ・ジャワ・ボルネオに分布するので、当然分布域に当たるものと思われる。
比較的、昼行性の傾向が強い種類だと思われる。
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