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横浜市のフユシャク類

去年の12月中に、鶴見区三ツ池公園と、緑区四季の森公園で撮影した、4種類のフユシャク類を紹介します。


ウスバフユシャク
2枚とも、三ツ池公園の売店付近で撮影。
比較的早い時期から発生しはじめ、広く分布する種類。
四季の森公園や、東京都の新宿御苑などでも見ている。




クロオビフユナミシャク
三ツ池公園で撮影。
サクラの樹幹部によく止まっている。
今の時期、三ツ池公園ではもっとも普通に見られる。
四季の森公園では、撮影できていないが、捕食された残骸は見ているので、分布はしているようだ。
三ツ池公園とは、時期がずれているのかも知れない。
次のナミスジフユナミシャクに似ているが、翅頂部がやや尖り気味で、その先端から斜めの短い黒条が認められる。





ナミスジフユナミシャク
クロオビフユナミシャクに似るが、翅が丸みを帯び、翅頂部に斜めの黒条を欠く。
今の時期、クロオビフユナミシャクよりも個体数は少ない。
この2枚は同一個体で、サクラの幹に止まっていた。
もう1頭、別の場所でウメの幹に飛んできた個体を見ている。


ナミスジフユナミシャクの♀、上の♂個体と同じサクラの木の、2.5mほどのところに止まっているのを、偶然に見付けて撮影できた。

こちらは四季の森公園で、クヌギの樹幹部にいたもの。
黒の横帯がはっきりしたタイプ。
この種類は、食草が明らかになっていないようだが、サクラ・クヌギ・コナラなどが怪しいように思われる。
オオナミスジフユナミシャクとコスジフユナミシャクの2種に分けられたことがあるようだが、中間的な個体が数多く得られることから、今では同一種の個体変異とされているらしい。

チャバネフユエダシャク
四季の森公園で撮影。
春から初夏にかけて、この公園で、幼虫はかなり見かけるが、今まで撮影できなかったもの。
灯火に良く飛来するようで、トイレの天井などによく止まっていた。
この個体も、ピクニック広場入口付近のトイレの壁に止まっていたもの。

シャクガ科
ウスバフユシャク Inurois  fletcheri  Inoue,1954
国内分布:北海道・本州・四国・九州・対馬
食草:コナラ・アベマキ・ケヤキ・エノキ・ハナカイドウ・リンゴ・ナシ・ボケ・アンズ・ウメ・スモモ・モモ・ユスラウメ・サクラ・ソメイヨシノ・ウワミズザクラ・カエデ・カキ
成虫出現期:12-2月

クロオビフユナミシャク Operophtera  relegata  Prout,1908
国内分布:北海道・本州・四国・九州・対馬
国外分布:シベリア
食草:アカシデ・クマシデ・イヌブナ・クヌギ・コナラ・アベマキ・シラカシ・アラカシ・ズミ・リンゴ・タカオカエデ・ヤマツツジ
成虫出現期:12-1月

ナミスジフユナミシャク Operophtera  brunnea  Nakajima,1991
国内分布:北海道・本州・九州
食草:不明
成虫出現期:12-1月

チャバネフユエダシャク Erannis  golda  Djakonov,1929
国内分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄本島
国外分布:シベリア
食草:ヤナギ科・カバノキ科・ブナ科ブナ属・ブナ科クリ属・ブナ科コナラ属・ニレ科・バラ科・カエデ科・アワブキ科など食草の幅は広い。
成虫出現期:11-1月
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