2015/02/16
ここ数日のフユシャク類
何度かフユシャク類について書きましたが、その後、撮影した画像を紹介します。
シャクガ科
シャクガ科
緑区四季の森公園では、すでに撮影しているが、三ツ池公園では始めて。
売店脇に設置されている自販機に、ウスバフユシャクに混じって飛来していた。
周回路沿いのサクラの幹に止まっていたもの。
鮮度は比較的よい、12月から連続して発生しており、フユシャク類の中ではもっとも発生期が長い。
コリア庭園内の建物に止まっていた。
フユシャク類の中では、比較的遅く発生する種類。
池沿いの比較的細いケヤキの、幹と幹が接した隙間に2頭が並んで止まっていた。
シャクガ科
ヒロバフユエダシャク Larerannis miracula (Prout,1929)
国内分布:本州・九州
食草:カンバ・クリ・カシワ・ソメイヨシノ・ヤマザクラ・ズミ・リンゴ
成虫出現期:2-3月
サクラがメインのように思われるが、昭和記念公園では、ケヤキの幹に止まっていた。
関東の低標高地のフユシャク類では、もっとも大型の種類。
西立川口近くの、大きなケヤキの幹に止まっていた。
シャクガ科
シモフリトゲエダシャク Phigalia sinuosaria Leech,1897
国内分布:北海道・本州・四国・九州
国外分布:シベリア
食草:キツネヤナギ・ポプラ・コナラ・クヌギ・カシ類・ソメイヨシノ・リンゴ・ナシ・ノダフジ・カシワ
成虫出現期:12-3月
平地産のフユシャク類では最も大きい。
前に、三ツ池公園産の本種を紹介したが、今回は所沢市の下新井の緑地で何頭か見つけられた。
よく似て、やや大型のヒロバフユエダシャクと同時期かやや早く出現する。
ヒロバフユエダシャクと較べると、前翅が明らかに細型で、一回り小さい。
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