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ムチャル


ムチャルはバリ島の新年に当たる、ニュピの前日に行われる宗教的な浄化儀礼で、村の境にある十字路で行われる。
例外はあるが、一般的にバリ島の交差点は南北に向かう道が、左右にずれたようになっていることが多い。
ウブドの十字路の場合北側に王宮とバレと呼ばれる催し物の行われる大きな建物があり、王宮の南東側にパサールと呼ばれる市場、南西側に旅行者のためのインフォメーションがある。
バレの左側にはプラ・デサ(村の寺院)があり、さらに進んで行くと川の合流点にあるグヌン・ルパ寺院がある。
ムチャルはこの王宮とバレの間で行われる。
道が互い違いになっているのは、魔物たちがまっすぐにしか進めないためだといわれており、ニュピ(静寂の日)の前日にここに集まっている魔物たちを浄化する儀礼がムチャルであるようだ。




ムチャルが始まる前に行われていた儀礼的な闘鶏。
宗教儀礼の前に地下に住むといわれる、ブタカロと呼ばれる魔物を鎮めるために、軍鶏の血を滴らせるためといわれる。
ケヅメを切り落としそこに鋭い刃物を結び付けてある。





道には多くの供物が供えられ、結界が張られて、儀式が終わるまで交通は遮断される。

プタンダと呼ばれる高位の僧侶2人によって儀式が進められる。
この間バレの中では、奉納のためのトペン(仮面舞踏)や、ワヤンクリッと呼ばれる影絵芝居が行われる。

供物を持った女性たちが祭壇にお供えをし、聖水が振りかけられて清めが行われる。



僧侶の指示により祈りを捧げる村人たち。
このあと御神体がバロンと共に、行列を従えてプラ・ダラムとの間を往復し儀式が終了する。



プラ・ダラムへ向かうバロンとバレ・ガンジュール。
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