FC2ブログ

昭和記念公園5月15日:甲虫類他

昭和記念公園5月15日の2回目です。
甲虫類等を紹介します。

雑木林の歩道沿いで交尾していた個体。
腐肉などに発生する、ハエ類のウジを食している。
各地で極めて普通だが、良好な森林環境がないと、多くは見られない。

シデムシ科
オオヒラタシデムシ Eusilpha  japonica  (Motschulsky,1860)
国内分布:北海道・本州・四国・九州・佐渡・伊豆大島・利島

ヒラタアオコガネ、公園の芝地などの、人工的な環境で、極めて多数の個体を見ることがある。
良好な自然環境では、あまり見かける種類ではないので、人為的に移動している可能性が伺える。
当地でも、乾燥した芝地に、多数の個体が発生している。

コガネムシ科
ヒラタアオコガネ Anomala  octiescostata  (Burmeister,1844)
国内分布:本州・四国・九州・上甑島・屋久島

クロハナムグリ、ヒメジョオンの花に多いハナムグリの一種。
一般的にはそれほど普通に見られる種類ではない。
同様な環境に見られるコアオハナムグリと較べると、かなり少ない種類だが、時に狭い範囲で多数の個体が発生することがある。
午前中に個体数が多いようだ。

クロハナムグリ Glycyphana  fulvistemma  Motschulsky,1860
国内分布:北海道・本州・四国・九州・対馬・八重山諸島

ヒメビロウドコガネ、よく似た種類が多いビロウドコガネの仲間では、最も早く発生する種類。
春から初夏にかけて、花や葉上に普通に見られる。
この仲間は、夜行性の種類が多いが、本種は昼行性が強く日中によく見られる。
灯火にもそれほど飛来しないように思う。

ヒメビロウドコガネ Maladera  orientalis  (Motschulsky,1857)
国内分布:北海道・本州・四国・九州・舳倉島

コイチャコガネ、クリなどの葉上に多くみられる。
新鮮な個体は、粉をふいたような感じで、白っぽく見える。
春から秋まで長い期間にわたって見ることが出来る。

コイチャコガネ Adoretus  tenuimaculatus  Waterhouse,1875
国内分布:北海道・本州・四国・九州・上甑島

ウバタマムシ、衰弱したマツの大径木に飛来していた個体。
伐採木や立枯でも見られる。
普通種だが、発生する環境は限られている。
成虫越冬で、時に真冬でも活動している個体を見かけることがある。

タマムシ科
ウバタマムシ Chalcophora  japonica  japonica  (Gory,1840)
国内分布:本州・四国・九州・佐渡・隠岐・対馬・神津島・小笠原諸島・天草諸島・種子島・屋久島・トカラ中之島・トカラ口之島
国外分布:中国北部・朝鮮半島・台湾・中国・インドシナ

クシコメツキ属の一種。
春から初夏にかけて、草地で普通に見られる種類だが、種名は判らない。
ヒラタクロクシコメツキあたりかなと思っているが。

ナナホシテントウの蛹、ヨモギの葉上に着いていたもの。
河川敷などに多い種類だが、街中でも見ることが出来る。
テントウムシ科で、もっともポピュラーな種類。

テントウムシ科
ナナホシテントウ Coccinella  septempunctata  Linnaeus,1758
国内分布:北海道・本州・四国・九州・舳倉島・小笠原諸島・トカラ列島・奄美大島・沖縄本島・宮古島・石垣島・西表島
国外分布:シベリア・千島列島・ユーラシア大陸・台湾・アフリカ北部

キイロトラカミキリ、雑木林の周辺などに多い種類。
特徴的な斑紋で、種類は簡単に解る。
平地のトラカミキリではやや大型の種類。
コナラなどの伐採木で、多数の個体が見られることがある。

カミキリムシ科
キイロトラカミキリ Grammographus  notabilis  notabilis  (Pascoe,1862)
国内分布:本州・四国・九州・隠岐・対馬・平戸島・種子島・屋久島・トカラ中之島
国外分布:朝鮮半島・中国中部・中国南部

コフキゾウムシ、クズなどマメ科の植物に極めて普通に見られる。
口吻の太短いクチブトゾウムシ亜科に含まれる。

ゾウムシ科
コフキゾウムシ Eugnathus  distinctus  Roelofs,1873
国内分布:本州・四国・九州・佐渡・対馬・伊豆大島・利島・新島・神津島・沖永良部島・沖縄本島・宮古島・石垣島・西表島
国外分布:朝鮮半島・中国・台湾

セイヨウミツバチ、養蜂に使用される種類で、各地に普通に見られるが、元はヨーロッパに分布しているもの。
日本に生息するものは、自然分布ではない。
各種の花に見られるが、特にマメ科を好むように思う。

ニッポンヒゲナガハナバチ、よく似た種類にシロスジヒゲナガハナバチがあるが、本種は前翅肘室が3室に分かれるので区別できる。
シロスジヒゲナガハナバチは2室に分かれる。
春にツメクサ類など草本のマメ科の花にに多く見られる。

ハナバチ科
ニッポンヒゲナガハナバチ Tetralonia  nipponensis  Perez,1911
国内分布:本州・四国・九州
成虫出現期:4月-5月

マダラカマドウマ幼虫、トンネルの壁面で見つけた個体。
野外でも屋内でも見ることが出来るが、近年、市街地では個体数の減少が著しい。

カマドウマ科
マダラカマドウマ Diestrammena  japonica  Blatchley,1920
国内分布:北海道・本州・四国・九州
次回は5月30日の、狭山丘陵の昆虫類を紹介します。
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント