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チャバネフユエダシャク

先日、イチモジフユナミシャクを紹介した際に、間違えて同定していた、チャバネフユエダシャクを紹介します。
この種類は、横浜では5月頃に幼虫も良く見つかり、かなり普通にいるもののようです。
今回は、幼虫も合わせて紹介します。

これは緑区四季の森公園で撮影したもの。
これに限らず、フユシャク類は、斑紋パターンが似たものが多く、後日、別種だと判明しても、時機を失してしまい、追加の画像を撮影しようとすると、更に1年待たなければならないことがしばしば。
イチモジフユナミシャクと較べて、前翅が細長く、薄い色の部分がややまだら状になる。
サイズもやや大型だが、それなどは後で気付くことが多い。


秦野市戸川公園で撮影した♀個体。
初めて見たものだが、見た感じが、何かの昆虫がカビにまかれて、貼り付いて死んでしまっているように見える。
フユシャク類の♀は、日中は非常に不活発で、触ってもほとんど反応がないことが多い。

四季の森公園で撮影した幼虫。
すでに3本目の肢の後方に、寄生蜂かヤドリバエ類の卵が産み付けられている。
四季の森公園では、コナラなどの多い区画で、5月頃に幼虫が良く見られる。
成虫は灯りに良く飛来するようで、トイレの壁などで見られることが多い。
夜間の探策を行っていないので、ここでは♀を見つけていない。

これは、鶴見区三ツ池公園で撮影した幼虫。
こちらでは、成虫を確認していない。
幼虫もこれが始めて見つけた個体で、それほど多くはなさそうな感じがしている。

シャクガ科
チャバネフユエダシャク Erannis  golda  Djakonov,1929
国内分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄本島
国外分布:シベリア
食樹:ポプラ・ヤマナラシ・ドロノキ・バッコウヤナギ・サワシバ・イヌシデ・ツノハシバミ・シラカンバ・ウダイカンバ・ヨグソミネバリ・ミズメ・ケヤマハンノキ・ブナ・イヌブナ・クリ・コナラ・ミズナラ・クヌギ・アベマキ・カシワ・シラカシ・アラカシ・ハルニレ・オヒョウ・ケヤキ・マンサク・ズミ・リンゴ・ナナカマド・カマツカ・ノイバラ・サクラ・エゾヤマザクラ・ウメ・ホザキカエデ・ウリハダカエデ・イタヤカエデ・アワブキ・オオバボダイ・レンゲツツジ・ミツバツツジ・クロウスコ
成虫出現期:11月、地域により1月まで。
これで見ると、非常に広範囲な食性を持っているようだ。
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