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クタ海岸のムラスティとクラウハン

昨日25日に、クタ海岸で、ニュピ前のムラスティが行われた。
午前中はデンパサール、午後はクタのムラスティが行われた。
午前中のデンパサールのムラスティの際に、クラウハンと呼ばれる、トランス状態になった人が多く出たので画像を紹介する。
しばらく前から、テンポの速いバレ・ガンジュールが聞こえていた。
テンポは速いが、単調なリズムが続く中で、儀式に参加している人たちの、動きが慌ただしくなってきたので、祭壇の方に近づいてみると、人が何人も固まっているところが2-3ヶ所見えた。
見ていると2-3人の人が、トランス状態になったと思われる人を、両側から押さえて、プマンクと呼ばれる僧侶が、トランス状態になった人の頭に聖水を振りかけている。


両手を前に突き出し、放心状態になっている人のすぐそばで、地面にうつぶせに倒れ込んでいる人も見える。



頭に聖水をかけられた女性は、やや意識を取り戻したかに見えたが、再びトランス状態に戻った。

見ている内に、次々にトランス状態になる人が出てくる。



僧侶の持つ聖水だけでは間に合わなくなったのか、両側から体を支えながら海辺へ連れて行き、頭から海水をかけ始める。


祭壇の周りでは、さらにトランス状態になる人が出ている。
女性の中には踊りの所作をする人が、何人か見られた。


うずくまったまま、祈りを捧げる人もいる。

プマンクの中からも、トランス状態に入る人が出始めた。
突然叫び声を上げたり、笑い出したりする人もある。


一度落ち着きを取り戻したと思うと、別の人がトランス状態に入ったりしている。
こういった状態が15分ほど続き、やっと平静を取り戻した。


その後は普通の儀式に戻り、御神体を水辺まで運んで、御神体を捧げた人が一足水に踏み込んでから、再び祭壇の方に戻り儀式は終了した。
バリ島ではトランス状態に入ることを、クラウハンといい、神が人に憑依した状態だとされる。
宗教的に神聖なものと考えられていて、宗教儀礼の際に、しばしば見られることのようだ。
何人ものトランス状態の人が出ることは、話には聞いていたが、実際に見たのは今回が初めて。
午後に見た、クタのムラスティでは、そういったことも起こらず、つつがなく儀式は進行していた。
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