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ルワンダ共和国の昆虫切手:1973年シリーズ

今回から、少しずつ、集めている昆虫切手について書いていこうと思います。
最近は、種名などもWebでかなり分かるようになってきたので、種名を決めるに当たって、気付いたことを紹介していきます。
今回は、ルワンダ共和国の、1973年シリーズの種名に関して、気付いたことを書いておきます。

国名:ルワンダ共和国 Republika y'u Rwanda(Republic of Rwanda)
通貨単位:1F(フラン)=100c(セント)

シリーズ構成:単片10種+小型シート1種
発行日:1973年1月31日

スコットカタログ:#495 - #505

シタベニトゲムネバッタ Phymateus  viridipes  brunneri  Bolivar,1884
切手に印刷されている種名は、Phymateus  brunneri だが、現在は Phymateus  viridipes という種類の亜種とされているようだ。
同じ図案で額面が80Fの小型シートが同時に発行されたが、まだ手に入れていないので、入手したら画像を追加します。

トビメバエ属 Diopsis  atricapilla  Guerin-Meneville,1835
Diopsis fumipennis という種名が印刷されているが、現在は上に示した種類のシノニムとされているので、D. atricapilla という種名を当てるべきだと思われる。
文献名とシノニミック・リストを上げておく。
Hans R. Feijen and Cobi Feijen,2012 : A new species of Diopsis L. (Diptera: Diopsidae) from South Africa and Swaziland, and brief review of African species
Diopsis atricapilla Guerin-Meneville,1835
Diopsis atricapillus: Guerin-Meneville,1835: pl. 103, fig. 9; 1844: 554 (Type locality: Senegal); Westwood,1837b: 547; Eggers,1925: 484, 486, 489; Steyskal 1972: 7; Feijen 1978: 7.
Diopsis atricapilla: Cogan & Shillito,1980: 586.
Diopsis fumipennis Westwood,1837a: 302 (Type locality: ?Senegal). Syn. n.

グンバイムシ科 Kitoko  alberti  Schouteden,1953

コマユバチ科 Archibracon  fasciatus  (Szepligeti,1914)

ツチイナゴ亜科 Ornithacris  cyanea  imperialis  Rehn,1943

ヒロクチバエ科 Clitodoca  fenestralis  (Macquart,1843)
切手に種名として、Clitodaca  fenestralis と印刷されているが、属名にスペルミスがあり、Clitodocaが正しいようだ。
切手の種名で検索すると、切手の画像のみがヒットし、標本写真や生態写真は出てこない。

ハナアブ科 Senaspis  sp. 
切手には Senaspis  oesacus という種名が載せられている。
Webで、この属を検索した所、14種が知られているようだが、この種名はない。
ハエ目の他の属にもないようなので、種名の妥当性は不明。
一応 Senaspis  sp. としておく。
ちなみにその14種は、以下のとおり。
Senaspis  apophysata  Bezzi,1915
Senaspis  cuprea  Macquart,1842
Senaspis  dentipes  (Macquart,1842)
Senaspis  dibapha  Walker,1849
Senaspis  elliottii  Austen,1909
Senaspis  flaviceps  Macquart,1850
Senaspis  griseifacies  Bezzi,1908
Senaspis  haemorrhoa  Gerstaecker,1871
Senaspis  livida  (Bezzi,1912)
Senaspis  melanthysana  Speiser,1913
Senaspis  nigrita  Bigot,1859
Senaspis  pennata  (Herve-Bazin,1914)
Senaspis  umbrifera  Walker,1849
Senaspis  xanthorrhoea  Bezzi,1912
画像で見ると、切手の図案のものと、翅の斑紋などは似たものが多い。

サシガメ科 Phonoctonus  grandis  Signoret,1860

セミ科 Ioba  leopardina  (Distant,1881)
切手には Loba  leopardina の種名が印刷されているが、これも属名のスペルミスで、印刷されている種名で検索すると、切手の画像のみがヒットする。

ツノマルカメムシ(仮称) Ceratocoris  distortus  Schouteden,1948
甲虫に似た、背面の堅いカメムシの仲間で、日本などにいるグループでは、頭部に突起を持つものはいないが、アフリカのこのグループでは、図案のように、頭部に突起があるものが何種類か出て来る。
日本名(和名)について
日本名については、Webで検索して、すでに付けられているものについては、これに従い、ないものについては科名・属名を使用したが、一部、個人的に付けたものについては(仮称)とした。
蝶については、Webの 「ぷてろんワールド」に掲載されているものは、これに従った。
切手に記されている種名と、実際に検索したものが一致しているものについては、コメントは入れなかった。
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