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マダガスカル共和国:1998年シリーズ(一部)

国名:マダガスカル共和国 Repoblikan'i Madagasikara(Republic of Madagascar)
通貨単位:1Ar(アリアリ)=5Fmg(フラン)、2005年以降アリアリに統一。

シリーズ構成:小型シート9種。内3種を紹介。
発行年:1998年7月22日(スコットカタログには、月日の記載はない)

スコットカタログ:#1367、#1370、#1374

このシリーズは、種名にかなり問題があるので、個々に短いコメントをつけました。

フトカミキリ亜科 Phryneta  marmorea  (Olivier,1792)
印面に記された種名は、ウォーレスシロスジカミキリ Batocera  wallacei だが、図案はマダガスカルに産する、P. marmorea と思われる。
種名の根拠は不明だが、図案を見る限り、記されたBatocera属には見えない。
Webで見た限り P. marmoreaとは、斑紋なども良く合っている。
アンテノールナンバンダイコク Heliocopris  antenor  (Olivier,1789)
これについては特に問題はない。
キンイロオサムシ Carabus  auratus  Linnaeus,1761
アフリカに分布する種類では無いと思うが、種名は特に問題はないと思う。
ニジカタビロオサムシ Calosoma  sycophanta  (Linnaeus,1758)
切手には属のフランス名 Calosome とのみ記されている。
ヨーロッパの昆虫切手では、しばしば取り上げられるポピュラーな種類。

ツヤゴライアスタマムシ Euchroma  giganteum  (Linnaeus,1758)
種名の綴りを訂正。gigantea → giganteum
南米に産する大型のタマムシ。
ゴライアスオオツノハナムグリ Goliathus  goliatus  (Linnaeus,1771)
中央アフリカに産する種類だが、マダガスカルには分布しない。
ホシカメムシ科 Pyrrhocoris  apterus  (Linnaeus,1758)
属名の綴りの誤りを訂正、Pyrrbocor → Pyrrhocoris
切手に記された属名で検索すると、全くヒットしない。種名の検索ではかなり苦戦した。
テナガカミキリ Acrocinus  longimanus  (Linnaeus,1758)
属名の綴りに誤りがあったので訂正、Acroninus → Acrocinus

オスジロアゲハ亜種 Papilio  dardanus  meriones  C. & R.Felder,1865
切手に亜種名は記されていないが、マダガスカル産の亜種名を採用した。
この種の♀は、マダラチョウに似た形のものが多く、♂♀で全く形態の異なることで知られた種類だが、マダガスカル産の亜種は、♂♀ほぼ同型で、♀も尾状突起を持つ。
この頃から、昆虫切手に限らないが、テーマ以外の図案の生き物を配するようになった。
他の分野を収集している人にも、購入させようという意図なのだが。
キノコの切手などにも、蝶が止まっていたりする図案のものも多い。
この最後の小型シートの場合、爬虫類、キノコ(菌類)、鳥類、ラン(植物)の各テーマにまたがっている。
上の2枚についても、カエル(両生類)、トカゲ(爬虫類)が、シートの地に配されている。
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